◆ 出演者
ペ・ドゥナ(パク・ヒョンナム)
1979年10月11日生まれ。
韓国では一般大衆、特に若い世代から熱烈な支持を受け“大衆に選ばれたスター”と呼ばれている。漢陽大学の演劇映画科在学中に街頭でスカウトされファッション・モデルとしてキャリアをスタートさせた。以後、数多くのファッション誌やCFに出演し、TV音楽番組のMCやラジオのDJ等、幅広い活躍をしてきた。映画デビュー作は『リング(韓国版)』(99)だが、本作「ほえる犬は噛まない」での韓国青龍賞新人女優賞の受賞を機に本格的な女優業を開始した。彼女自身が「ほえる犬は〜」を女優としての処女作だと言い切る程、本作に対する想い入れが深いという。
TVドラマでは韓国人気ナンバーワン若手俳優ウォンビンと共演した「クァンキ」や「威風堂々の彼女」などに出演しており、韓国ドラマブームとなっている日本でも知名度が急速に上がってきている。
劇場公開作も「ほえる犬は噛まない」の皮切りに「猫をお願い」「復讐者に憐れみを」「チューブ」などの日本公開が待機中で、本年から2004年にかけて日本でもブレイクが予想される。


《フィルモグラフィー》
2003年
2002年


2001年




2000年


1999年

春の熊は好きですか?
復讐者に憐れみを
チューブ
頑張れグムスン
猫をお願い
第21回映画評論家協会賞/主演女優賞
第38回百想芸術大賞/最優秀女子演技賞
第9回春史羅奎映画芸術祭/主演女優賞
第3回釜山映画評論家協会賞/主演女優賞
ほえる犬は噛まない
第21回青龍賞/新人女優賞
プライベートレッスン 青い体験
リング(韓国版)

イ・ソンジェ(コ・ユンジュ)
1970年8月23日生まれ。1997年に東国大学演劇映画学科を卒業。
1995年からテレビドラマで活動を開始し『イエスタデイ』『地平線の向こうに』『嘘』などへの出演で人気となる。1998年に「美術館の隣の動物園」で映画デビューを飾り、以後、『チャグィモ』(99)「アタック・ザ・ガス・ステーション!」(99)「エンジェル・スノー」(00)などに出演。1999年テジョン賞、ペクサン芸術大賞、映画批評家賞新人男優賞を受賞するなど、すでに韓国映画界で主演クラスの俳優としての地位を確立している。
出演作品ごとに自分のイメージやキャラクターをカメレオンのように演じ分けるイ・ソンジェだが、彼にとって4本目の出演映画となった本作「ほえる犬は噛まない」では、少しずる賢くて残忍だが小市民的なユンジュ役を好演しさらに演技の幅を広げている。
現場の証言によると、彼は本作の撮影中ずっと、普段のイメージから離れ、“崩れた”キャラクターになりきっていたという。共演したペ・ドゥナが撮影終了後、イ・ソンジェに会った時「撮影中は、イ・ソンジェさんがこんなにハンサムだとは思わなかった」と感嘆しながら語っていたという。
《フィルモグラフィー》
2002年
2001年


2000年
1999年 
  
  
1998年

氷雨
エンジェル・スノー
風林高(新羅の月夜)
公共の敵
ほえる犬は噛まない
チャグィモ
アタック・ザ・ガス・ステーション!
第20回青龍賞/新人男優賞
美術館の隣の動物園
第36回大鐘賞/新人男優賞
第19回映画評論家協会賞/新人男優賞590

 
 
◆ スタッフ
【 監督 】 ポン・ジュノ Bong joon-ho
1969年9月14日生まれ。
1995年、韓国映画アカデミー11期卒業。在学中に製作した短編映画『支離滅裂』が高い評価を受けた。
本作が長編デビューとなったポン・ジュノは、ユーモアと想像力を持って作品を描き出し、登場するキャラクターたちの人間性を様々な角度から切り取って表現してみせた。
その設定についてポン・ジュノは「どんな組織にも、役に立たないように見えるが、常に必要な仕事をしている人たちがいる。その一方で、華やかに見えるが、実は卑屈に生きている知識人たちもいる。この映画では、例えば管理事務所で働くヒョンナムは明るさを象徴し、大学講師のユンジュは暗闇を象徴している。全く異なる立場の二人が同じ状況に置かれたとき視点が食い違う面白さ、対照的な反応を面白く描いてみたかった」と語っている。
最新作『殺人のおもいで』は韓国で空前の大ヒットとなり、韓国映画界でも期待の若手監督としてトップに踊り出た。
《フィルモグラフィー》
1993年
1994年
  
1995年
  
1997年
1999年
2003年

『White Man』     (シニョン青少年映画祭で受賞)
『Frame in My memory』 (1994年バンクーバー国際映画祭出品)
                (1995年香港国際映画祭出品)
『支離滅裂』      (1995年バンクーバー国際映画祭出品)
   (1996年香港国際映画祭出品)
「モーテル・カクタス」 (助監督・脚本 共同執筆)
:「ユリョン」 (脚本 共同執筆)
『殺人のおもいで』   (韓国で大ヒットを記録)

音楽/チェ・ソンウ
1963年生まれ。
延世大学哲学科卒業、大学院修士課程および博士課程修了。
延世大学、忠北大学にて美学科および哲学科の講師を勤める。
《映画音楽担当作品》
1996年『ランナウェイ』
1998年「八月のクリスマス」(1999年テジョン賞映画音楽賞ノミネート)
    「情事」『約束』
1999年「ヤンガリー」「少女達の遺言」『情け容赦なし』


監督:ポン・ジュノ
製作総指揮:チャ・スンジェ(「八月のクリスマス」「イルマーレ」「春の日は過ぎゆく」『武士』)
製作:チョ・ミンファン
脚本:ポン・ジュノ/ソン・テウン/ソン・ジホ
音楽:チョ・ソンウ
撮影:チョ・ヨンギュ(「バッド・ムービー」「美術館の隣の動物園」)
照明:パク・チョンファン(「モーテル・カクタス」)
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